2022年晩夏の化粧品語り
化粧が好き！ 絵を描くのが好き、色を塗るのが好き、美しくなるのが好き。買い物も好き。努力を褒められるのが好き。化粧品、ひいては化粧のオタクになるのもやむなし。
なんか好きなものについて語りたいな～と思ったので、現在の化粧ポーチの中身をプレゼンすることにしました。
さいしょに
肌質
系統で言えば乾燥肌寄り・敏感肌。水分が足りなくなりがち。
小児アトピー性皮膚炎への罹患歴があり、皮膚が薄く、気を抜くと赤みが出てべりべり皮剥けします。好きなアイテムであっても無頓着には使えない。困る。
周期的に調子の良い時期と悪い時期があり、皮膚科のお世話にもなりつつ、荒れては治りを繰り返すような肌です。下記に紹介するものも日によっては合わなかったりするので、日々あれこれ実験しています。
ということで、下記に紹介するのはこういう肌の人間が書いてるよ～と心の隅に留め置いていただければ幸いです。
カラーあれこれ
パーソナルカラーは満場一致でブルーベースのサマー、16分割ではブライトサマー・クリアウィンター。パーソナルデザインはメインがフェミニン、サブがグレースでした。属性だけ見るといわゆる「上品な」「柔らかい」「整然とした」雰囲気が似合うそうです。なりてえな。
今回の話とはあんまり関係ないけど骨格はストレート、顔タイプは未受診です。
アイテム紹介
化粧下地
このアイテムを紹介するためにこの記事を書きはじめたと言って過言でない。発売以来何度もリピートしている大のお気に入りです。
病める日も健やかなる日もヴォワールコレクチュール 仕事の日も遊びに行く日もなんもない日もヴォワールコレクチュール
— かぜの (@gskzn) 2022年4月5日
何を隠そう、化粧下地から化粧品オタクをスタートしたという異色の経歴（？）を持っておりまして、気に入りそうな下地はあれこれ試しています。
肌荒れ跡のカバーしたい赤みと色もやが非常に多いものの、カバー力の高いアイテムにありがちなこってりした使い心地は苦手というジレンマ。
可能な限り色もやを抑えてくれて、その後のメイクが乗りやすく、なにより不快なべたつきのないさらっとしたみずみずしい質感……というややこしい条件で探していたところ、ヴォワールコレクチュールはこれらを完璧に満たしてくれた！
べたつかない、次のメイクが乗りやすい、色味もばっちり私に合う。なくなりそうになったらすぐに買い足す、必携アイテムです。一生私のために売ってくれ。
コンシーラー
SHISEIDO シンクロスキン セルフリフレッシング コンシーラー 202 Light / ライト
これもまた最高～～～。資生堂の商品はどれもこれも最高で大好きなんですが、このコンシーラーもご多分に漏れず。カバー力があって、あまり伸びずにぴたっと特定の位置にとどまってくれるので、まさに隠すのが上手い。ファンデーションの下になくてはならない仕込みアイテムです。
化粧下地とファンデーションのあいだに、部分的に隠したい肌の赤みや色もやが気になる部分にチップで1滴置いて、指で優しく叩いて馴染ませる。スポット的な色補正なので、広い範囲には伸ばしません。これだけ塗ったあと鏡から離れて概観すると、肌の整い具合が全然整う！ ちょっとした肌のノイズが顔全体のトーンに影響するんだなーと毎回新鮮にびっくりします。
準備に大急ぎのときには、ファンデーションを省略して下地・コンシーラー・パウダーで仕上げるときもありますね。
色選びの際はファンデーションよりも少しだけ暗い色を選ぶのがコツでしょうか。明るすぎると隠せないし、ファンデーションを重ねると色が浮いてしまう。202番は私には若干黄味が強くて暗いんだけれど、上から肌色に合ったファンデーションを重ねるのであまり気にせず使っています。めだつ色ムラを隠すための仕込みのつもりで。絵を描くときの肌色の仕込みに青や緑を入れるのと似たようなことやってるなと思います（伝わるか？）。
ファンデーション
シュウウエムラ アンリミテッド ラスティング フルイド 484
ファンデーションはリキッド派です！
これは評判を聞いて今年の春ごろ買いました。それまではランコム タンイドル ウルトラウェアリキッド（これもマジのマジで最高）を使っていたんですが、肌荒れでファンデーション自体を使いにくい時期があって、使い切ったら別のものを試してみようと考えてたんですよね。体感ですがタンイドルより若干刺激が少ないような気がしています。タンイドルの香りの強さも一因かもしれない。
とはいえ前のファンデーションはわりと長持ちしたので、ただ劣化していただけの可能性もある。ファンデーションって全然なくならなくないですか？
1プッシュ押しきらないくらいの量を指先で顔の中心にぽんぽんと20ヶ所くらい置いて、使い捨てのスポンジで優しく広げてなじませます。液体を乗せすぎてつやつやてかてかにならないよう、スポンジで薄く薄くベールをつくるイメージ。
ベースメイクの仕上がりはとにかくマット派・いわゆる陶器肌が好きで、リキッドを使っていてもあまりつやつやさせたくないです。後述するフェイスパウダーも合わせて、普段のメイクではなるべく光沢の落ち着いた質感のものを選ぶようにしています。
リキッドであってもべたべたこってり感は出さず、カバー力と軽やかさを両立したい……というわがままを叶えてくれるファンデーションです。
色展開が多いのも良いよね！ BAさんに色を見ていただきつつ選んだけれど、結局最初に目をつけていた484番がばっちりでした。カウンターでは「肌色に合わせるナチュラルな仕上がりならこちら、整ったお肌にトーンアップしたいならこちら」と細やかな提案をしてくださってありがたかったです。
アイブロウ①
シュウウエムラ ハードフォーミュラ ハード 9 シールブラウン 02
この形状がすごい。公式曰く「薙刀」の形だそうで、尖らせた部分で眉尻や細かい部分を、平たく寝かせて眉頭やふわっと色を乗せたい部分を……と、1本で使い分けができる。以前はパウダータイプのものをブラシやチップで描いていたんですが、私の好きなエレガントで強くて美しいイメージに持って行くにはブラシだと眉尻の締めが足りなくて苦労していました。ペンシルはきりっとした輪郭の出しやすさが良いよね。
惜しむらくはいわゆる普通の鉛筆なので、この薙刀の形状に毎度削り直す必要があるところ。自力で削ろうとしたら心が折れたので、おとなしく毎度カウンターに持って行きましょう。プロのBAさんが数分できれいに削ってくださいます。
とはいえなんだかんだ持って行くのが手間なのもあって、次回は繰り出し式のブロースウォード ナギナタに買い替えようかな～とも画策しています。が、話を伺ったところ、こちらのハードフォーミュラのほうがテクスチャが固く、くっきりした線が書けるそうで。眉尻は絶対にきりっと描きたいので、今のハードフォーミュラのほうが描きやすそうだな～。いっそ両方持っておこうか。
アイブロウ②
アイブロウサロン・アナスタシアミアレが発売している眉用のクリアジェル。アナスタシアにはイベント前によくお邪魔するんですが、サロンで初めて使っていただいたときに「一発で綺麗になった！？」と感動してその場で購入したものです。
アイブロウを描いたあとに眉毛の流れを整えて固定するために使います。強く当てすぎて眉の下の皮膚に触れないように、毛先を中心に当てる。書き足しているわけではないのに、毛の流れが整うだけでマジで印象ががらっと変わる。すごい。
パーソナルデザインのグレース的にも「整えれば整えるほど良くなる」という自覚があるので、細かい工程とはいえ自分らしく美しくなるために欠かせないと感じています。
大急ぎのときは省略してしまうこともある……んだけど、やるとやらないとでは全然違う～！ 「ぱっと見が美人」になれる夢のアイテムだと思っています。
アイシャドウ
ui for me palette フォギーモーブ
パーソナルカラー・パーソナルデザインを診ていただいたサロンの先生が監修されたアイシャドウの、ブルーベース・サマー向けカラーです。私は「Palpitation」をアイホール全体に・「Darling」を下瞼の黒目の直下に・「Secret kingdom」を目頭のくの字に・「Feel loved」を二重幅に。
最初に手にした時は「淡い！！ 締め色がない！？」と思ったんですが、そういえば従来のアイシャドウパレットでも濃い色はあまり出番がなかった。その通り、見るからに優しい色合いしかなくても自然でうつくしい目元になってくれます。
粉質もとても良い！ 伸びが良くて定着力が高くて、指でぺっと取ってぺっと乗せるだけでそれらしい目元になるのがものすごく楽で助かる。気合いを入れて化粧したい日はいろいろ考えながらメイクしますが、そんなこと言ってられない日（大寝坊した日など）は朦朧としながらこれを順番に乗せるだけでなんとかなる。
購入者向けにパーソナルデザインごとのメイクレッスン動画が見られるInstagramアカウントに招待していただけたりもします（2022年夏現在）。期間限定のポップアップを除いて店頭ではあまり販売していないみたいなんですが、気になったかたは通販でお求めになってみてください。
アイメイクもリップメイクも、気を遣いたいときや挑戦したいときはパーソナルカラーやらデザインやらまるっと無視することも大いにあるし、それでよいと思ってるんですが（私だってパーソナルカラーと真逆だろうがコントラストばっきばきの秋色ブラウンメイクをするぞ！ かっこいいので！）、現実的に毎日そうではいられない。
仕事の日、時間がないとき、疲れているとき……などなど、「自然に美しく見せたい」「似合うメイクアップがしたい」という自分のど真ん中を貫きたいときに、自他ともに似合うと判断される色がわかっているというのは大いに価値があるなーと思います。
アイライナー
アイライナーはかつてプチプラをガンガン買い替えてたんですが、ある時思い立ってデパコスのなんかいいやつ買ったろ！！ デパコスといえば安心と信頼のクレドポーボーテ！！！ と買ったものです。
正直なところプチプラでも時間をかけて頑張れば全然綺麗に書けちゃう（自画自賛）ので不自由はしていなかったんですが、比較するとこちらはブラシの質も良くてしっとりした書き味でよくしなる。急ぐとめちゃくちゃになるので筆が使いやすいとすごく嬉しい。
あと特筆すべきは持ちの良さでしょうか。プチプラ品はけっこうインクの乾きが早くて数ヶ月で買い替えることも多かったのが、こちらに変えてからそういえば買い替えていない。そもそも容量が少し多いというのもあるのかな？
私はブラシで黒目の真上から目尻の少し先まではね上げ気味に1本（筆のタッチが途切れないように気合を入れて息を止めて）線を引いたあと、本来の目尻の位置から繋げて目尻に三角形を描きます。その後、黒目～目頭に3、4回筆を置くようにして液を乗せます。時間があればチップを使って、まつげよりも内側にとんとん置くように液を乗せます。
フェイスパウダー
エレガンス ラ プードル オートニュアンス リクスィーズ I
最近仲間入りしたフェイスパウダーです。ずっと買いたいと思っていて、とはいえ学生時代だった当初は値段が理由で手が出ず。今年になってから乳液を買いにアルビオンのカウンターにお邪魔したとき「ついでに見せてください！ あっじゃあ買います！」と急に買うことにしました。確かな判断力。
アイメイクのあと、アイライナーが乾いてきたタイミングで粉を取り、おでこ周辺・両頬周辺の3回に分けて粉を押し当てます。強くはたいたり擦ったりはせず、パフについた粉をそっと顔面に移すイメージ。最後に何もついていないパフを崩れやすい眉のすぐ上・下瞼～目尻・小鼻あたりに押し当てて、肌表面に馴染ませます。目尻や口元は優しく、かつ念入りに仕上げておくと持ちが良い。
この粉質が本当に良くてすごいんですよ！！ 繊細でしなやかな肌にするっと仕上がってくれる。粉っぽくもならないし、時間が経っても割れたりせず肌に密着したままでいてくれます。天才か？
私はI番を使ってややトーンアップさせるのが好きですが、顔だけ明るくなりすぎたな～という時は仕上げに手持ちのパウダーファンデーションを軽く乗せることもあります。
肌色・アイメイクのトーンをおだやかに整えてくれる。あれですね。絵の塗りが終わったあとに全体にかける色調補正フィルターみたいな。（デジタル絵描きにしか伝わらない）
この一手間で断然メイクの崩れが減る。これもまた必須アイテムです。
チーク
チークは今のところ使っていません。というのも、元々皮膚が薄いらしくすぐに頬の赤みが出てしまうようで、冬場の暖房の入った部屋にいるとりんごみたいなほっぺになるんですよね。自分では「ばらいろほっぺ」と呼んでウケてます。
常備ポーチには入れてないんですが、たまに濃いめのメイクをする時や体温が上がらなさそうな時には使うこともあります。使うときはパウダーチークを、フェイスパウダーの後・ハイライターの前に仕込むような感じで軽く乗せたりもします。
余談ですが手持ちのよく使うジバンシィ プリズムブラッシュ 02 はジョジョ5部でトリッシュがオーダーしたのと同じ2番で、それもあって喜んで手にしました（譲っていただいた友人本当にありがとう）。プリズムブラッシュのほうが発売は後だけど！
ハイライター
最高のハイライター！！！ マジですごい。自然なつやというか輝きというか……肌が光を取り込んだか！？ って感じに輝きます。ぜひタッチアップして見てみてほしい。
前述のとおり肌の仕上がりはマット大好きなんですが、それはそれとして明暗のコントラストは欲しい。レオスールデクラは水分のようなツヤではなくて表面の均一さから来る光の反射というか、さらっとした質感のまま光沢を生んでくれるので毎回新鮮にびっくりします。
初めてカウンターでつけていただいた時「テカリじゃないツヤってこういうことか－！？」と新たな境地を見いだしたのを今でもよく覚えています。即決しました。
両眉の上・鼻筋中央に狭く・頬の内側（目頭の下あたり）・人中・顎の中央に狭く入れます。少量ですごく綺麗にツヤが出てくれるので、ノリで何回も取らないように気をつけつつ、凹凸の凸を出したい部分に決め打ちで乗せていく。
1回の使用量が少ないおかげもあってめちゃくちゃ持ちが良くて、毎日使っているのに減る気配がない。コスパがハチャメチャに良いです。
余談ですが、明暗といえばシェーディングにめちゃめちゃ悩んでいます。セザンヌのスティックやアートクラスは使ったことあるんですが、いずれも黄味が強すぎて肌色に合わず……。いわゆるシェーディングらしくギャンギャン影を入れると「濃いメイクしてんね～」という印象になってしまうので、自然な影色をつけられるピンクブラウン系のシェーディングをずっと探しています。いっそマットなアイシャドウを使っても良いかもしれない。
マスカラベース
エテュセ アイエディション LE 01
一時期マスカラを使っていなくて、このベースだけで仕上げてました。定番のブラックも使ったことがありますが、今ポーチに入っているのはほんのりグレーな限定色。
ふつうのマスカラのような全方位のブラシではなくコーム状になっていて、睫毛を整えるのにすごく使いやすいんですよね。いわゆるマスカラと違ってがっつり伸ばしたり濃くしたり、というわけではなく、元々の睫毛を自然にまとめて長く見せてくれる。下地ってすごいな！ とびっくりしました。目元の印象の底上げをしてくれるお役立ちアイテムです。
マスカラ
Milk Touch オールデイ ロングアンドカールマスカラ
今のポーチの中身のうちだといちばんの新参者です。先週買った。
ここ最近は上記のマスカラベースだけでそこそこまとまっていたのでマスカラは使わなかったんですが、やっぱ目元は強ければ強いほど良いな……と思い、お顔立ちが死ぬほど好きな俳優さんのYoutubeのメイク動画を見て買いました。
マスカラはそんなに詳しくないんですが、開けたてなのもあって液がすごくスムーズに乗ってくれていいですね。ぐいっと長さが出てくれるので塗っていて楽しい。今のところダマにもなりにくいので、仕上がりにもとても満足しています。マスカラにしては珍しくチューブタイプの柔らかいパッケージで、使い切りやすそうなのも良い！ マスカラって使い終え時がわからなくて……。
最近同じメーカーのボリュームタイプも発売されたそうで、そちらも気になる。以前使っていたデパコス品より価格もお手頃なので、近いうちに買ってみようかと思います。
あとは劣化しにくいことを祈るばかり。
リップ
リップだけはポーチではなくて、鞄の中に直に入ってます。日によって違うものを持っていくんですが、今日はこれでした。
似合うのは青みピンクとかなんですが、とにかくリップはかっこいい色が大好きで……バーガンディ大好き、パープル大好き。秋冬にかけて、クリスマスコフレが出始める時期にはマジで理性を失いそうになる。
ここ2年ほど外出時は常にマスクをしているので一時期はサボってたんですが、リップを塗っているときとそうでないときとで冗談抜きに自分の姿勢も機嫌も楽しさも全然違うので、塗ったほうがいい。とにかく自分のためにメイクをしています。
唇もすぐ荒れるし剥けるし切れるので、そのままでは塗れず、下地としてメンソレータムのリップクリームを使っています。これは幼少の頃から絶え間なく使っている、いちばんのリピート品かも。
おわりに
長くなった！ 全部が使ってて楽しくて、1アイテムに対する文量が多い。自分でも見返していて「そういやこんな経緯で導入したんだった」と思い出したりして、化粧に対する思い入れを改めて実感できて楽しかったです。
現時点での一軍なので、そのうち更新することがあったらまた紹介したいですね。スキンケアやブラシの話もいずれしたいな。
新春A級ヒットパレード 感想と思い出語り
2021年1月23日に開催された、ALI PROJECT 新春A級ヒットパレード チームスマイル/豊洲PIT公演を配信で見ました。
ここ15年ほどのアリプロについての、思い入れと名のつくすべての記憶をぐらぐらに揺さぶられてきました。思い出したかつてのことと、コンサートの今と未来について思ったことの覚え書き。
きのうのアリプロのコンサート本当によかった ALI PROJECTってアニメを好きになったら一度は聴くだろうけど少女趣味のようにいつかは離れることになるのかもなと勝手に考えてしまっていたんだけど、でもそんなことなくて……どの曲目も昔から大好きだった曲で、でも
— かぜの (@gskzn) January 24, 2021
その気持ちを昨日聴いたときいつまでも鮮明に新鮮に感じることができたので、こう、なにが好きとかこうありたいとか思うのに時間は関係ないのだなと思った……
— かぜの (@gskzn) January 24, 2021
それに昔を懐かしむだけじゃなくて、新しい曲もますます素晴らしくて！ ヒットパレードという名曲勢揃いの昨日のコンサートを聴いて、さらに今後のご活躍が楽しみだーって未来に思いを馳せたのであった これからも好きでいられるし好きでいたい……ずっと追いかけたい……一生ついていきます……
— かぜの (@gskzn) January 24, 2021
追記：そういえばサブスク解禁されましたね！！ せっかくなので楽曲にリンクを貼ってみます。気になったものがあれば是非。
｜楽曲所感
♪wish
♪ピアニィ・ピンク
白アリといえば！ の2曲から。ヒットソングといえばダークでゴシックな曲ばかりを想像していたのできらきらしたイントロにびっくりしつつも、確かにヒットパレードのオープニングを務めるにふさわしい曲目だ〜と嬉しく聴きました。
思えば初めてアリプロを知って、借りてきたCDのうち1枚がCOLLECTION SINGLE PLUSでした*1。爽やかな青のジャケットから繰り出される魅惑的な楽曲の数々に、はじめは恐怖（！）しつつも陶酔したものでした。
ゴシックロリータとホラーってけっこう密接に結びついているよね……。私は後者が今でも苦手でコンテンツに触れるときもおっかなびっくりなんですが、アリプロとの出会いもそうでした。最近だと平沢進さんとかもそんなハマり方をしたなあ（白虎野の娘のベースラインが不気味で……）（今となっては大好きです）。
そういえば実家にあった魔女の宅急便のボーカルCDをよくよく見てみたら「歌唱：宝野ありか」とクレジットされていて仰天したのもアリプロを知ったばかりのこの頃だった。いつからどんなふうに活躍されてるんだ！？ と調べたり、びっくりしたり。
ステージ序盤からもう思い出が溢れて止まらない。
♪BArADiPArADicA
最新アルバムFantasiaからの選曲！ まさかの！ うれしい！
Fantasiaは初参戦の愛と誠に続いて聴きに行ったコンサートのタイトルでもあって、CDとしては久しぶりに手に取ったアルバムでした。
この曲と、後述しますが自由戀愛と、それと21世紀新少年がとりわけ好きで。好きな曲がたくさん聴けてびっくり…うれしい…。
最後のサビ前の「はだかのくちびるで BArADiPArADicA 過ぎてゆくわたしに 二度と戻れない」というところが大好き。
2019年ごろまでは（不甲斐なくも）それほどしっかり追っていたわけではなくて、血と蜜・愛と誠のベストアルバムが発売された頃に「久々に聴いてみようかな」と腰を上げたのでした。
確かあんスタのCDがサブスク解禁された頃かな？ タイアップしたと噂に聞いていた魅惑劇を聴いて「うわっアリプロだー！！」となったあと、少ししてセルフカバーを聴いたときの衝撃。聴くたびに新鮮に思い出します。
あれは確かにALI PROJECTの曲で、アリカ様が歌えばそうなって、でもValkyrieが歌えば彼らの音楽になる……！ すごい！ 魔法のよう！
いつぞやアニサマで披露されたと伝え聞いて、ああぜひ生で聞きたかったものだ……と慟哭したのをよく覚えています。
♪薔薇獄乙女
もう、これを聴くだけでも、視聴した甲斐があったというもの……。
もはや記憶もおぼつかない私のアニメ・漫画好きの原点としてのローゼンメイデン！
ちょうどヤングジャンプで連載再開したころにのめりこんでいたので、完結した作品をこうして新たに雑誌連載で追いかけられるって何てすごいことなんだろうと感激していた覚えがあります。
およそ15年前に陶酔していた曲たちに、今なお色褪せない魅力をひしひしと感じました。
ばらはみ（って略すんですね！かわいいね！）は3曲をまとめて知ったあとに新曲として聴くことになったので、これだけなんだか特別に感じてまして！ うつくしく少女的で華やかでちょっとだけスパイシーで妖しくて……どの曲もそうなんだけど、この曲は特に少女の不完全さを感じるような気がして大好きです。自信満々に踊るのに、少しでもステップを踏み外せばすぐに倒れてしまう繊細な踊り子のような。
踊り子といえば、衣装替えならぬ小物のお着替えも最高でした。まっさらな汚れのないうつくしい衣装から「踊り子風」とおっしゃる黒いチョーカーと長手袋がうつくしく映えて……すばらしい……。
アリカ様のおっしゃっていた頭の羽根のデビュタントは「少女の社交界デビューの時の装飾」とのこと。アリカ様のたたずまいはまさに少女であって、ああこの純粋さを私は敬愛しているのだ……と思った。
♪春蚕
とりわけ思い入れのある薔薇架刑（アルバム）のお話が出たのが嬉しくて、リードナンバーに隠れた名曲（と思っている）春蚕が聴けたのがもう天にも昇る心地で……！
詳しく存じあげないんだけど、ローゼンメイデンの薔薇水晶のイメージソングでもあるらしく。ぞっとするような感じと切ない少女の未熟さ（まさに「未だ熟せず」って感じですよね、蚕の繭）とが素晴らしく表現されており、すてきだった……。
♪わが﨟たし悪の華
♪勇侠青春謳
これを聴くだけでも、視聴した甲斐があったというもの……！（2回目）
コードギアスも大好き！ きっかけは忘れてしまったんだけど2期から見始めたので、わが臈たし悪の華は特に印象に残っています。
ジャケットがとんでもなく不気味で最高に好き。MVのお肉を食べる描写にぞっとしたのも懐かしい思い出だ。アリカ様のご趣味を知った今となってはそれほど怖くないです（でもやっぱりちょっと怖い）。
コンサートでの衣装替えの黒いドレスもまた素敵だった！ すらっと縦に伸びるラインが艶めかしくも毒々しくて最高……！
お次はメドレーコーナー、「あなたの好きな曲はあるかな？」とはアリカ様のお言葉でしたが。
♪鬼帝の剣
ありました！！！！！！！！
イントロしょっぱなのこの攻撃的なギターサウンド、ばりばりに尖ったボーカルの音声（おんじょう）、強くてかっこよくてシングルジャケットのお衣装も爪もギラギラに尖っていて最高！！！！！
この曲が主題歌になっている鉄のラインバレルは、私にとって初めて「主題歌アーティストをきっかけに見るアニメ」でした。シングルを買ったのもこれが最初かも。
メドレーは不勉強なおかげで知らない曲もあったり、タイミング的に触れていない作品も多く、だけれどこれだけの名曲を息継ぎもなしに歌いこなせるアリカ様の圧倒的な歌唱力がすさまじくて、聴いていてまったく理解が及ばず「わからん……！！」ってぐるぐるしていた。ああ楽しかった。
♪コッペリアの柩
これも同じく最初に借りたCDで初めて聴いて。爽やかでしっとりしたいわゆる「白アリ」曲から、トラックが移ると一転して鋭いストリングスのイントロから始まるこの曲にどきどきしたものでした。
「脱ぎ捨てた靴をもう一度踏み鳴らし迷わず歩き出す」の歌詞が本当に好き。メロディと拍が本当にステップを刻んで前に進んでゆくような、そんな推進力が感じられる気がして、なぜだか元気をもらえるように感じていたあの頃。
妖しげな雰囲気のなかにも、未熟なわたしたちの確固たる決意と歩き出す信念……みたいなものを感じられて、すごく好き。
♪亡國覚醒カタルシス
振りとかあるんだ！？ と驚愕しました（コンサート初心者）。
同じメロディーの繰り返しが聴いてて気持ちよく陶酔していくような気持ちになって、一時期ひたすら聴いていた。大のお気に入りです。
♪自由戀愛
これも前述の通り大好きな曲で！
「アリプロチルドレンのクリエイターの方は是非アリプロをドラマ主題歌なんかに起用してくださいね」とのおことばに、アリプロチルドレンの末席に座している（はず）からにはどうにかALI PROJECTの活躍に貢献していきたい……と思った。
それはさておき、たしかにメロドラマにぴったりな、とろけるような甘さと強さを兼ね備えた曲ですよね。大好きだ。
♪愛と誠
アリプロの大和ソングの真骨頂！
何を隠そうポップンミュージックに青春を捧げた人間なので、アリプロが提供していると知った日にはもう、クリアできない日からフルコンした日までのめり込み続けたものでした。何度聴いても強くて美しくて、惚れ惚れしてしまう。
｜総括して
聴きながら「この曲を知ったときわたしはこんな状況だった」というのが思い浮かんでくる。
名曲のヒットパレード！というからには、それらがヒットしていた当時の私の思い出合戦になるのも致し方ないこと（責任転嫁）。
人生美味礼讃に続きオンライン配信で拝聴したけれど、またいつか現地に参戦したいなと思っております。おめかししてひとつところに集まって、歌声をその場で聴くということの貴重さを感じて、呆然としながら帰るあの衝撃的体験を、またぜひとも。
｜ポエム
ロリータファッションを好みはじめた頃から、「とはいえ少女趣味とはいつか抜け出すものなのかもしれないなあ」といつかは終りを迎えるものとして期限付きで楽しむような気持ちでいたんですが、別にそんなことまったく気にしなくてもいいのだとさっぱり憑き物が落ちたような気持ちになりました。
今まで大切にしてきた少女趣味を変わらず抱きつつ大人になってゆきたいものだなあと思い直すというか、気が引き締まる思いというか……。
私はたしかにアリプロに出会ってから15年ほど経って15年分の歳を重ねたけれど、その感に感じて影響されてきた積み重ねが薄れることってほとんどないな！ 鮮烈に思い出しまくれるもんな！ とびっくりした。
アリプロはこの先もきっと華々しく（かつ着実に）活躍していかれるという勝手な確信があって、わたしはそれを、たとえつかずはなれずであっても、生きている限り追いかけていきたいと強く思ったのでした。
オリキャライメージの香りをつくってもらった
クトゥルフ神話TRPGにハマっています！
というのは何かというと、ダイスを振りながらシナリオを進めて遊ぶ、テーブルトーク・ロールプレイングゲーム（TRPG）のひとつ。
クトゥルフ神話というホラー小説群の世界観をベースにしており、異世界の神や怪物とかかわり狂気に苛まれるといった恐怖を味わえるところ、それらの謎に迫っていく推理もののような楽しみかたができるところが特徴と言えます（という説明で合ってるだろうか……まだまだ初心者です）。
クトゥルフに限らずTRPGでは、シナリオのなかで自分が操作するキャラクターを作成します。そのキャラクターを動かしていくうちに、プレイヤーのロールプレイやダイスを振った結果によってどんどんキャラクターが人間として息づいていくところがすごく面白くて楽しくて。他のプレイヤーさんとのコミュニケーションによってもキャラクターがたどる道のりは変わるし、そのセッション1回1回でしか体験できない経験があるんですよね。
そうやって、そのキャラクターが「どんな人となりなのか」「この状況ではどんな選択をするのか」、はたまた誕生日、血液型、好きな食べ物……などなど、深掘りすればするほど楽しい。いわゆる一次創作はそれほどやってこなかったんだけれど、自分で考えた自分の好きなひとがこんなふうに動き出すってすごいな！ と感動しながら設定を練りまくっています。
ゲームの内容についてはさておき、今回はその自作キャラクターが好きになりすぎて……どうにか現実世界で感じてみたい……と、いわゆる「推しイメージアイテム」に手を出してみた話です。
「キャラクターイメージの香り」のルームスプレーをつくっていただきました。
前提：高遠のどかってだれだ
先日遊んだ「誰がロックを殺すのか」というシナリオを遊ぶにあたって作成したキャラクター。
高遠のどか（たかとお・のどか）という、4人編成のロックバンドでキーボードを担当している24歳の男性です。
シナリオでは仲の良いバンドメンバー3人とともに訪れたライブにてとある事件に巻き込まれ、紆余曲折のすえハッピーエンドにたどり着きました。とっても素敵なキャラクターです。自分で言う。
詳しくはツイッターでのpostをまとめてあるので、よかったら見てみてね。長いよ。 min.togetter.com
概要
「推し活」「キャラクター イメージアイテム」などで検索をかけまくり、coccolareさんというオーダー香水屋さんで取り扱われている「推し様イメージルームスプレー」を注文しました。
これまた最近ハマっているFF14で、フレンドさんがご自身のキャラクターイメージで注文されたことがあったそうで、noteのレポート記事*1を読んだのがきっかけです。大いに参考にさせていただきました。
coccolareさんでは天然精油（エッセンシャルオイル）を使った香水を販売なさっていて、ルームスプレーの場合はたくさんの香りのなかから調香師さんが4種をえらんで調合してくださるそう。
香水の場合は選ばれる香りが5〜7種に増えるとのことですが、今回は初めてだということもあり、手に取りやすいルームスプレーをオーダーしてみました。
オーダーの流れ
ウェブショップで注文の後、キャラクターのイメージを記載したオーダーシートをメールで送ります。今回はオリジナルなので「この作品を参考にしてください」というのがなく、キャラクター紹介の文章を直接打ち込み、立ち絵の画像を添えました。
原作（？）としてシナリオ中でのできごとやキャラクターの言動があるので、「こういう事件でこういう行動を取るような、こんなキャラクターです」というのを簡単に記載したり。
こんな感じで書きました：
見た目は中性的な顔立ちで、大振りな眼鏡と長い睫毛が印象的。黒髪をベースに、毛先に緑色のメッシュが入っています。
ステージに立つときは、シャツにイージージャケット・スラックスといった都会的なスタイル。シルバーアクセサリーを複数着けることを好み、スマートでありながらも一癖ありそうな雰囲気を見た目から感じ取れるかと思います。
「かっこいい」「男前」というよりも、「美人」「眉目秀麗」「妖艶」といった言葉が似合いそうなイメージ。性格は柔和で（略）社交性が高く、バンドの発起人である後輩に誘われてツテをたどり、他2人のメンバーを集めたのも彼です。
作曲スキルが非常に高く、2時間で1曲を仕上げられるほどの速筆ぶり。音楽の才能があるというよりは「努力を惜しまずつぎ込める」タイプで、次から次へと曲を作ることにためらいがありません。表には出さないものの自分の音楽に対するプライドは非常に高く、他人に自分の音楽を貶された際にはメンバーの前で初めて激昂するなど、穏やかでない一面を見せたこともあります。
柔和でありながらも音楽には人一倍情熱を注ぐ青年として日々充実した活動をおこなっています。
長い。実際に送ったのはさらに長い。
そのほかに、自分のなかですでに香りのイメージがある場合は記載すれば参考にしてくださるとのこと。もちろん調香師さんにお任せもできます。
あと、キャラクタープロフィールだけではなく「私（注文者）から見たキャラクターのイメージ・解釈」を伝えるとよいみたい！
たとえば版権キャラクターや実在する人物であっても注文者のオーダーシートをもとに調合してくださるんだそうで、同じ人物をイメージした商品でも千差万別の香りに仕上がるそう。今回はオリキャラだけれど、版権キャラクターの解釈や妄想を実体化するのも楽しそうだなあ。
ほかにも最近は「コンビ推し」商品も展開されたとのことで、言ってしまえば「推しカプの香り」もオーダーできるそうだ。やばい。
そのほか、「苦手な香りがあればそちらは除外します」との項目もあり、私はラベンダーとペパーミントを除いていただきました。
商品の到着まで、注文から3週間前後。わくわくしながら待ちました。
感想
パッケージ・香り
じゃーん！
遮光の青いボトルに、「推し」名が印字されて到着。
スプレーしてみると意外にも最初は薬っぽさを感じる清潔そうな香りで、広がるとまろやかに優しく。ぴりりっとした鋭い香りと、優しく重厚な香りが融合している……！
こ、これ……のどかの社交的でありながらとっつきにくいところ……繊細そうなところと内に秘めた力強さ……でも優しくたおやかなところ！！！ うおおー！！！！
なんとも言語化がむずかしい。第一印象は「清潔感！」だったけれど、よくよく味わってみると奥行きがあるというか、優しい深さがあって。爽やかさと一緒にぴりっとくるようなスパイスの感じもあって……。
爽やかだけれどそれだけじゃない、一癖ありそうな感じ。だけど決して不快な癖の強さではない。わ、わかる〜〜〜。
商品解説：香りのストーリーシート
ルームスプレーと一緒に、調香師さんによる解説のシートも同封されて届きます。
香りの内容は
- ローズマリー（シャープな品の良いハーブの香り）
- ラブダナム（濃厚でスモーキーな樹脂の香り）
- タイムチモール（力強いハーブの香り）
- カルダモン（スパイシーで優しい種子の香り）
とのこと。※カッコ内の表記は初心者のわたしが解説を参考にまとめたものです。
さっきの印象はこれかな〜という答え合わせができるのがまた楽しい。「薬っぽい」というのはおそらく消毒薬にも使われるタイムチモールの強い香りだな、とか、この優しい奥行きはおそらくラブダナムという成分だな、とか、調べたり想像したりしながらまた香りを楽しみました。
添えられているストーリーシートがまた……もう……嬉しくて！！ わたしの送ったオーダーシートから上記の香りを選んだ理由や、キャラクターの特徴のどこにどんな香りをイメージしたかを文章で同封してくださいます。 全文の公開はNGですが、さわりだけ。
都会的なスタイルにはシャープなローズマリーがよく似合います。
本来は植物の敵となる菌類とも共存するラブダナムは、壁を作らず対立を好まないスタンスを表しました。
誇りや自負心を工程し、心を塞ぐ障害物を取り除こうとする強い作用のタイム・チモール。強烈なハーブがもたらす張りつめた雰囲気は音楽へのプライド。そしてメンバーに初めて見せた感情の昂ぶりを表しています。
カルダモン （中略）心も身体も温めるこの香りは、かつて内に向いていたのどかさんの音楽への想いが、現在は外へ発せられている事をイメージしました。
か、解釈だ……！！！！
「高遠のどか」というキャラクターは基本的に私（と、同席した他プレイヤーさん）から生み出されるものがすべてなので、こうやってのどかのことを知らない他者さんからのどかについての考えを提示していただくというのがまず稀有な経験で、それだけでどきどきしてしまう。その考察を、ことばとともに、香りの情報としてダイレクトに感じることができる。ものすごく胸がときめく。
初心者ながらどんな香りが出来上がるかなーと予想もしていたんですが、予想通りな部分もあり、いい意味で裏切られた部分もあり。
そもそも第一印象がこんなに爽やかな香りになるとは思っていなくて、たとえるなら（精油ではないけど）ムスクみたいな……重たくてこってりした香りかなと思っておりまして、さっと抜けるような最初の香りの爽やかさにとてもびっくりしました。これが……これが「のどかさん」なのか……！
創造主であるわたしは彼の本性にばかり目を向けてしまっているけれど、こうして形にしていただくと、出会ったばかりののどかの対外的な印象と内に燃える精神の相反する二面性がどちらも表されているのだな……と、長い間知っていたキャラクター*2に改めて出会い直したような気持ちになりました。
その他
香りの持続時間はいわゆる香水よりもだいぶ短めです。スプレーした瞬間から時間とともに薄れていき、1時間も経てば感じなくなるくらい。思っていたよりかなり軽やかで、気軽に使えるのが嬉しい。
過去に香水をオーダーしたことはあったんだけれど、その時はいわゆるオードパルファムで、身につけると5時間くらいは続くんですよね。精油を使った香りものを手にするのは初めてだったので、香りの種類のほかに香りかたや強さの違いもあって面白い。
天然の成分かつ防腐剤不使用のため、使用期限は2ヶ月ほどだそうです。比較的短時間で香りが薄れることだし、ばしばし使っていこう。
使い方としては空気中にスプレーして広がりを楽しむほか、寝具やカーテンに使うのもおすすめとのこと（シミになる可能性もあるため、最初は布地のすみで試してね）。のどかイメージの香りに包まれてねむることができてしまう。いや、すごくいいけど……好きだけどなんか……照れる……！
と言いながら、届いた日の晩に枕にスプレーしてみました。さわやかで優しい香りは入眠を助けてくれそう……なんだけど、否が応でも特定の人物が思い浮かぶため無性にどきどきした（創造主のくせに）。慣れるまでもう少しかかりそうだ。
総括して
香り自体を楽しめることはもちろん、「私から生まれたキャラクター」についてひとさまに考えていただく機会って初めてだったので、すごくわくわくどきどき！ 待ちながら想像する時間も、香りを楽しむ時間も、香りの内容を知る時間も、全部が楽しかった。
これまで香りものに触れる機会はそう多くはなかったので、毎日気軽に使えるルームスプレーで日々が楽しくなりそう。こうやって調香していただいてひとつひとつの香りに意識を向けたことから、日常のなかの香りというものを意識する機会も増えそうな気がしています。
今まで知らなかった香りの成分やそのストーリーについて学ぶことも多くあり、さらに深く知りたくなるような楽しく貴重な経験でした。知らないことを知ることはとっても楽しい！
coccolareさんではルームスプレーのほかに天然精油を使った香水・マスクスプレーなんかも展開されているとのこと。「推し」を表現したいというかたにも、天然精油の香りを楽しんでみたいかたにも、おすすめです。
またの機会に、今度は実際に香水を調合するワークショップも受けてみたいなあ。
これからも高遠のどかをイメージしたり作画したり作文したり、今回のようにイメージアイテムを具現化したり、いろいろなかたちで楽しんでいきたい。
一生忘れられない大切なひとのうちの一人になりそうです。
*1:https://note.com/hashtag/%E6%8E%A8%E3%81%97%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC
*2:2021年8月にキャラメイクをし、9月にセッションで遊び、そこから2ヶ月彼のことを考え続けています
THE RAMPAGE LIVE TOUR 2021 "REBOOT" ～WAY TO THE GLORY～に行った
7/17・18、友人に誘われて初めて THE RAMPAGE from EXILE TRIBE のライブに参戦しました。楽しかった～！！
ふだん行くアイドルマスターのライブともALI PROJECTのコンサートともまったく違う雰囲気で、規模の大きいゴージャスで華美な舞台とパワフルなパフォーマンスに圧倒されて大変に盛り上がった。元気と戦う力をもらってきました。
HiGH&LOW THE WORSTからTHE RAMPAGEとLDHを知った人間だったので、お誘いいただいてから「はたして生きて帰れるのか！？」とそわそわしながら準備をしていました（笑うところ）。
入場前に現地へ向かっていた時から雰囲気や客層がいつもと違うな～という感覚も大いにあって、とりわけファンのかたがたが首から下げてる生首（こと、手作りフェルトのお面のようなアップリケのようなもの）がすごく気になった。何度も二度見した。二次元で言うところの痛バッグのようなものだろうか……。既存グッズをたくさん手に持つのではなくでかい手作り品を身につけるところが新鮮だ。このへんから「観客もパワーあるな……」と思いはじめる。
それから物販のメンバー各々がプロデュースしたグッズも素敵で愉快で羨ましかった。ディフューザーおしゃれ……！ 女児グッズもある！
『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2021 "REBOOT" 〜WAY TO THE GLORY〜』ツアーグッズ発売決定!! | NEWS | EXILE TRIBE mobile
他にもいつもと違うことといえば、ライブ中にフラッグを振るのが楽しかった！ 普段はサイリウムを持ってるので、ともかく何かを握っていられることに安心感がある。今回は声出し禁止のレギュレーションのなかでのライブだったので、見渡す限りのシルバーの布のはためきがそれだけファンの没入度をあらわしているんだなあと感慨深かった。
■楽曲所感
- 開幕の出囃子の、時計の針が動いていく演出からのSILVER RAIN！ 歌詞にもある「止まっていた時が動き出す」という描写が、実際のライブの開催にも重なって実感として感じられてしみじみした。去年のツアーは途中で中止になってしまったそうで、今回のツアーは演者さんやスタッフさんにとってもファンにとっても念願だったんだろうなあ……と外野ながらも感じていました。いやしかしカッコイイ……
- SWAG & PRIDEやった～～～！！ トロッコでのfandangoとかThe Typhoon Eye！ THROW YA FIST！ ELEVATION！ よく聴いていた闘志みなぎる曲群がたくさん聴けてうれしかった。いつもめげそうなときに元気……というか、勝つ気をもらっています。
- FEARSやBAD LUVとか、Knocking KnockingとかOverとか……こういう魅力の出されかたに慣れておらず、萌えとかときめきとかより先に脳の処理能力を超えて笑いが出てしまう。舞台装置の椅子が登場したり、昂秀さんが鏡越しに身なりを整えるシーンとか、北人さんがウイスキー（？）傾けるシーンとか。脱衣……脱ぐのはいい……いいけど破くな～～～！！（でもあれは定番の見せ場なんですよね 学んだ）
- INTO THE LIGHTのライティングがあたたかく綺麗だった……！ どの曲か忘れてしまったけど他にも照明がきれいだなとハッとした曲があって、オーロラカラーのような、プリズムのような……ピンクやライトグリーンをベースにしたカラフルで夢みたいな舞台にうっとり見惚れたのを覚えている。ALL ABOUT TONIGHTとかYOUR LIFE YOUR GAMEとかだった気がする。
- というかYOUR LIFE YOUR GAME、このライブで初めて聴いたんですがどツボだ……！ めちゃめちゃ好き！！ これもそうだしSUMMER DAYSやBREAKING THE ICEもそうなんだけど、ICEBOXのタイアップ曲全部好きかもしれない……。爽やかで軽やかで涼しげでゆったりしていてそれでいて華やかで、ほんとうに夏にぴったり！
- Dirty Discoがすごくおしゃれでグルーヴィーで好きだし、ライブでの振り付けとかフリスビーとかを含めて「一緒に楽しもう！」と語りかけてくれるような空気感が伝わってくるところが聴いてて嬉しくなる。まだ全然知らなかった頃に初めて聴いて「あっEXILEって別に攻撃的な曲ばかりじゃないんだ」と意外に感じた覚えがあります。そりゃそう。
- WELCOME 2 PARADISEが好き！ ゆったりと肩の力を抜いて楽しもう、みたいな……。MVもいいよね。今回はライブのトリで、終わりを感じさせる夏の夕暮れのようなしっとりした切なさが大変よかった……。
■ビジュアル所感
- スリボ（って言うのを覚えた）のお三方は当社比しっかり存じ上げてるので、キャラクターの違いや演出に共感するところがおおきくて楽しかった！ 北人さんのお衣装の襟を詰めたくなる気持ち、むちゃくちゃわかる……。壱馬さんはでかめのテーラードでRIKUさんがスポーティーなノーカラー……わかる、わかるよ……。
- お衣装は私の好みで言えば統一感あるモノトーンでソリッドな最初のやつが好きだなと思ったんだけど、でも、統一感ある衣装って実際に生で見ると（とりわけスタンド席からは）全然見分けがつかない！！！ 中盤衣装替え後の夏らしいラフな格好のほうが視認性は高かった。あんな華やかなカラーの大判な生地を着こなしてうつくしく踊れる全員が本当にすごい……。メンバーの皆さんはダンサーでもありファッションリーダーでもありインフルエンサーでもあり。
- 衣装といえば、自撮り棒タイムでカメラ持ってたお兄さん（しょうごさん？）の白ハットがむちゃくちゃ似合ってた！ 笑顔がチャーミングでかわいいね！
- 藤原樹さんの顔は二次元だった（という事実はちょっと前から知ってた）。以前に他のライブ映像を見たときも「カメラに抜かれるのが上手すぎる～～～～」と毎度突っ伏していた。このひとを好きになったファンは目が合う確率があまりに高くて大変そうだなと思う。
- 長谷川慎さんが、その、なんというか、言葉にするなら「ハンサム」だった……ぱっと中心で目立つわけではないんだけどついつい目で追ってしまうような魅力がある。さてはチャームの魔力持ってるな。
- 昂秀さんのダンスはもっと見ていたくなる……あわよくばもっと近くの席で……！ ビッグシルエットなトップスがめちゃくちゃ似合うし、ダンスでどんどんひらめかせてほしい。見ていたい。
- 龍さんの顔がちっさ！ 足なっが！ 5km（足の長さを形容する表現）！ たしか中盤では黄と黒ベースのしゅっとしたお衣装に黒い手袋をしてらっしゃったんだけど、それは……萌えじゃん…… 以前見たどれかのPVでも黒シャツ黒手袋みたいなシーンなかったっけ？ ファンをだめにする気か？
- マッシブもパフォーマーのショーケースもよかったー！ パフォーマーと名のつくかたがたの「パフォーマンス」がダンスにとどまらず、DJもMCも楽器もなんでもかんでもなのが愉快で楽しくて圧倒される。活動内容はふわっとしか知らないけど、新しいことにどんどん挑戦していく躊躇いのなさがすごくパワフルで憧れる。
- てかDRIP DROPは今日(7/17)配信なんですか！？ 噂には聴いていたけど告知のスピード感がわけわかんなくてすごい……。ファンの瞬発力が必要とされそうだ。
■総括して
演者さんをはじめ作り手がものすごく頑張っていて、その成果としてめちゃくちゃうつくしいものができあがっている、というのが伝わってくるような、ものすごいパワーのこもったライブだった！ 歌もダンスもパフォーマンスも、映像も演出も、全部がすごく（良い意味で）圧があって情熱的で、来場者もそれに応えたくなる……！
ライブ現地参戦がそもそも久々なのもあり、準備の時間も含めてすごく楽しかった。いつもより気合を入れて体力作りをしたり、前日の晩にわくわくしながら強そうな色の爪を塗ったり。終わってみて、どんなに身構えようが同じだけの衝撃を受けることになるんだからそんなに緊張しなくてよかったな！ とも思ったけれど、それにしても晴れ舞台に向けて準備するわくわくする時間は楽しいものでした。
また行きたいな！
余談：この文章は1日目が終わった夜にだーっと書いたんだけど、2日目の開演前に同行した友人からRUN!RUN!RAMPAGEのイベントのもようを聞き、「ロング丈のメイド服……」とうわごとのように呟きながら龍さんを見つめつづける羽目になりました。やっぱり足5kmあるな～。
余談2：耐えきれずにEXILE TRIBE mobileに入会して上記イベントの仮装リレーの写真を見ました。たいへんだ……どうしよう……。
ミラフェスに出た / 春のイベント予定
ミラフェスお疲れさまでした～！ 楽しかった！
新刊の仕様をいつもと少し変えたり、久々のお誕生席だったりで緊張もあったんだけれど、1日楽しく過ごせました。
新刊は早春のお話でした。
前回11月に秋の話を書いたし、季節感のある絵を描くのがすごく好きで。夏が苦手なので秋冬ばかり力が入るけれど、桜も描いてて楽しかったです。
あとがきにも書いたんだけど、久しぶりに初期の輝薫が描けて楽しかった～～～。個人的にちょっと悩んでいた部分もあって、たまには感情に動きのあるというか、「口論」の話が描けたのがうれしかった。原点に立ち戻ったかんじがしますね。
てるかおになる前、これからの和解と相互理解を予感させる天道と桜庭が好きだ……
Contactやメッセージボックスからぜひともお褒めのことばをくださいね。
個人的に、買いに来てくださったかたとは初めてでもできるだけお話がしたくて、お急ぎでなさそうなら声をかけることも多いんだけど、それをきっかけに「どこでこの本を知った」とか「前の本を読んだ」とか教えてもらえたりして、とってもうれしかった。
ピクシブを見てて初めて来て全種買ってくださったかた、冬コミで買ってくれた本をご友人に布教してくださったかた、1年前の去年1月の本を褒めてくださったかた、特に嬉しかったです。本当にありがとうございます。
次回のイベント参加は2月9日コミティア、メガネcafeさんのスペース【む05ab】にてお手伝いに行きます！
二次創作では5月4日夏コミ、それから5月5日インテに行くつもりだったんですが、出したいものができてしまったので連日サークル参加しようかなと思ってます（！）。体調崩さないようにがんばります。
1/19ミラフェスのおしらせ【南1エ56a】
あけましておめでとうございます！
今年もやりたいことをゆったりやっていきます。よろしくね。
1/19ミラフェス、南1ホール エ56aにてスペースいただいています！
輝薫がまだそれほど仲良くなかったころのおはなしになりました。
もう明日ですが、寒さに気をつけてお越しくださいね。よろしくお願いします！
ログを残しておく
私のイラストを見てください！ と言ったとき、最新のものについてはTwitterの更新を見てもらえればいいのだけれど、SNSだとけっこう流れていってしまって自分でも見返すのに苦労することがある。
こないだツイッターで見かけて知らないジャンルながら「素敵だなあ」と思ったイラストが今になってどうしても見つからなくて、個人的に保存しておかなかったことをめちゃめちゃ後悔している……ということがあった流れで、私の作品に関しては私含め人の手によっていつでお掘り起こせるようにしておきたいなと考えた。
そもそもいちどオンラインにアップロードしたものは走り書きだろうが「人に見てほしい」と思ってたはずなので、当時の自分の意思を尊重したいというか。
たしかに後からあまりにも見るに堪えないと判断したものは取り下げることもなくはないけれど、基本的に自分の描く絵が好きなので（自画自賛）せっかくなら見たいと思ったときに任意の絵をすぐ引っ張り出せるようにしておきたい。
検索性を高めたい気持ちといわゆる同人サイトでの伏字やパスワード文化を「知る人ぞ知る」にしておきたい気持ちをうまく共存させたい……。難しいけれども。
11/30スパーク新刊のおしらせ【西1ホール ケ50a】
西1ホール ケ50a
サークル【向こう側が気になる】
『センスオブワンダー』
A5/20P/300円
お取り置きはツイッターのフォロワーのかたに受け付けています。固定ツイートを参照のうえ、よかったらお声がけくださいね。
新刊ができました！ 秋だ！ やったー！
冬になる前に秋全開のお話が描けてうれしい……。1年でいちばん好きな季節です。涼しさと夕暮れの温度感に泣きそうになるんですよ……。エモーショナルだよね。
と言いつつ、イベント当日は冬のコートをおろしていく予定です。
来場されるかたも寒さには気を付けて安全にお越しくださいね！ 10月のぶんも楽しみましょう～！
1月ミラフェスにも申し込むことにしたので、このままいけば10月から4ヶ月連続でなにかしら刊行できるかもしれない。たのしい。
10月の本の訂正と交換対応のお知らせ
10月スパークあわせで制作した拙作『グラスフルハピネス！』につきまして、寄稿いただいた小説本文タイトルに誤植がありました。
45ページ 正しいタイトルは『橙にとかして』です。
通販・今後のイベント頒布には訂正したものを用意していますが、もし初回通販でお求めいただき、訂正前のものをお持ちのかたがいらっしゃいましたら、こちら負担にて交換いたしますので、お手数ですが Contact までお知らせくださいませ。PixivやTwitterなどSNSの連絡先からでも大丈夫です～。
寄稿していただいたあんこさんと、楽しみにしてくださったかたにたいへんご不便をおかけしましたことお詫びいたします。（執筆時ではなく私のデータ管理のミスでして、ご寄稿いただいたあんこさんに非はまったくないよと書き添えておきます）
現在のフロマージュ通販と、月末のイベント以降に持って行くものにかんしては、既に全部数の訂正が完了していますので、ご安心くださいね。
ということで、再納品が完了しました。お求めのかたはお待たせしてしまいましたが、万全の作品をお届けできる手筈ですので、どうぞおたのしみに。
www.melonbooks.co.jp
オフライン情報
11/30開催のスパーク3日目に申し込みました。
10月につくった本の会場初頒布になります、どうぞよろしくね！
先行して通販がはじまっております
内容調整のため、通販の受付をいったん停止しています。再開しだいご報告しますね。
通販再開しました、お待たせしました！
本当に気合を入れてつくった本なのでぜひとも手に取ってほしいです。ゲスト原稿もほんとうに豪華なので手元にあるものを既に何度も見返している……すごい……（自画自賛）。
11月も新刊を出したら冬コミと1月ミラフェスとあわせて毎月なんか刊行できることにならない！？ ってひとりで盛り上がってました。コピー本とかつくるかも。
冬コミでやりたいことも少しずつ進めているので、無事に参加できるようがんばります。
ミラフェス新刊情報
※10/11 お昼時点でのご報告
スパーク開催中止のため、ミラフェスでの頒布は中止いたします。残念ですが安全第一に……！
天候やその後の対応が落ち着き次第、次回頒布についてお知らせいたしますね。
※10/10 13時時点でのご報告
台風の状況をかんがみて、頒布中止を検討しています。
頒布の有無は10/11午前中にツイッターはじめ各所にてお知らせしますので、どうぞご確認くださいね。
不参加とした場合も、通販・冬コミ・1月ミラフェスにて頒布を予定してますのでご心配なく。
災害対策にどうぞ気をつけて！
南1ホール く10b
サークル【向こう側が気になる】
『グラスフルハピネス！』
A5/52P(カラー口絵2P含む)/予価700円
お取り置きはツイッター上にて受け付ける予定です。もしよければチェックしてくださいね。
今回の同人誌制作、本当に、本当に楽しい時間でした……。
以前に出したよろず眼鏡ブックもそうなんだけど、いつからか眼鏡をかけたキャラクターに対して愛とも執着ともとれる大きな気持ちを抱くようになり、SideMで桜庭と出会ったことからこうして眼鏡についてのこんなに豪華な本をつくれるまでになったのだなあ……と思うとなんだか感無量で。
なんか半分妄言みたいなコラムも含まれてるけれど、担当アイドルを含むすべてのキャラクターについて（設定やストーリーを調べつつも）「こうだったらいいな」という記載ばかりなので、個人制作の趣味の同人誌として楽しんでいただければうれしいなと思っています。
あと、今回5名のゲストに寄稿いただいたんですが、作品のすばらしさもさることながら制作中のやりとりもみなさんすごくすごく親切でていねいで（というかその親切さや作品に対する姿勢がそもそも好きであるがゆえにお願いしたという側面もあるのだけれど）、つくってて本当に心地よかった。
アンソロ……とまではいかないけれど、こんなに大規模にいろいろやり取りをしながら本をつくるのって初めてだったので、スムーズににこやかに進めることができて、本当におかげさまという感じでした。ありがとうございました。
眼鏡といえば、そう、きのう、つねづね気になっていたHiGH & LOWシリーズ最新劇場版、HiGH&LOW THE WORSTを……見ました……！！！
前情報は一切調べず完全に初見で観たんですがめちゃくちゃ面白かった。そういえば特撮大好きなんだった。各位は私が好きになったキャラクターを当ててみよう（自明）
熱が冷めやらぬ感じなのでドラマや前の劇場版もチェックするぞ～～～。また見たい作品が増える……人生楽しい……
祝・脱稿とか桜庭誕生日とか眼鏡の日とか
桜庭薫さん誕生日おめでとう！ 今年もお祝いできて幸せです。今後とも応援してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ということで脱稿しました～。10月ミラフェス、コラボメガネのお祝いに眼鏡キャラたちがわいわいする本が出ますー。おたのしみに！
おりしも今日10月1日は眼鏡の日ですね。めでたい！ 眼鏡男子に幸（もしくは逆境）あれ。
山梨コラボを今年も見に行ってきました！ 今年はなんとアニメでドラスタが行っていた温泉宿のロケ地に泊まってきました。しかも桜庭の誕生日にあわせて行ってきた。すごい。おかげでまだお祝いの絵が描けてないんだけど、今日描こうかな。
実はコラボ開始からなんだかんだ毎年甲府近辺にお邪魔してはいて、ここ数年は車を使うことを覚えてポスター掲示全箇所を回っているんだけれど、例年ますますワイドな配置になっており非常に移動距離が長い。今年は直央くんのいるまきばの里という公園がすっごい山の上でした。初めて八ヶ岳の近くまで行った……。景色がよかったし、関東は暑い日だったけれど山の上は涼しくてたいへん過ごしやすかったです。
初年度だったか、初めて県立科学館に歩いて行ったときはめちゃくちゃ山道で面白かった。あの「徒歩25分（大人の足で30分）」は伊達じゃなかった……。晴れていればよいハイキングになりそうですよね。「県庁所在地ちょっと行くだけでこんな山なんだ！？」という新鮮な驚きもあり楽しかった。今回は自家用車で快適（しかし山道）な旅路でした……。
山梨コラボ、毎年ほんとうに楽しませていただいています。コラボ先の企画しているかたや企業さんが皆さんMマスのことを真剣に知って、楽しんで、私たちにそれを伝えてくださっているという実感があって、作品のファンとしてこんなに幸せなことはない。
ポスターを見にお店にお邪魔したときも製品の紹介をしてくださったり、本当にやさしくていねいに応対してくださって、単なるキャラクターコラボ商品というのみならず、お互いの協力でよい気持ちでよいものをつくっていけてるという充実感みたいなものを感じるんですよね……。コラボとはこうあってほしい、みたいな。私もこんな素敵な企画の一助になれてるといいなあ～と思いつつ、いろいろ注文してきました。
来年も開催されるといいな。毎年の旅の楽しみになりつつあります。
ミラフェスに出た / 秋冬の予定 / あんスタにハマった
ミラフェス・パラキンお疲れさまでした！ 新刊2種発行したり、初めてのお誕生席だったり、近くのサークルの知り合いのかたと語ったり、売り子さんと語ったり、一般参加のかたと語ったり……たのしかったよ～。
新刊はこちらから買えます。
ありがたいことに朝から弊サークル目当てに来ていただいたり、別ジャンル（ミラフェスの席から向かって左斜め前方にパラキンがあった）から遠出してきてくださったり、他のジャンルのグッズを着けてらっしゃったのでお声がけしてみたら「ここにあると聞いて探してきた」とおっしゃってくださったり、もういろいろと感無量でした……。がんばってよかった。
初の南ホールだったんですが、清潔で快適で環境的にもとてもよかった。また出展したいな～。
次回は10月スパーク内ミラフェスに参加予定です。コラボメガネが発売！！！とのことで眼鏡に関するお話をつくろうと思っています。突発ながら豪華な本にする気持ちでいますのでどうぞよろしくね。
そう、コラボメガネ本当にめでたい！ お世話になったことのある眼鏡屋さんの企画なので余計に嬉しい……。2本買って自分用に（似合うかは置いといて感謝の気持ちとして）レンズも入れたい。四季くんのも買うし好評になってメガネーズ勢揃いしてほしい！ たのしみ！
それから冬コミにも申し込みました！ 受かれば初参加です。タイミングを逃しつづけていたのと夏は気候が厳しくて、冬コミでいつか……と思っていたのがようやくです。受かってるといいな。輝薫でスペース取ってますが、他ジャンルや創作のなにがしかもつくっていこうと思っています。
近況なんですけど、4年越しにあんスタにハマりました。ついに……。なんたるタイミングで、と思ったけれど、アニメで動いてるとやっぱりわくわくするなあ。
そもそもAmazon Prime Musicにアルバム曲が追加されたというので、アニメ放映のちょっと前に楽曲を聴いて大変なことになったのであった。元々アリプロが楽曲提供していると聞いて気になっていたValkyrieとか、公開当初からドツボなビジュアルをしていた蓮巳敬人率いる紅月とか、完全に予測していなかったところから楽曲が良すぎることによりぶっ刺さったSwitchとか……。あとイラストが本当に綺麗で美麗で好きだ……。
アニメに合わせてメインストーリーを攻略したり、おすすめストーリーを教えてもらってイベントを走ってみたり、めちゃくちゃ楽しんでる。気になる組み合わせが急に会話して心臓が跳ねるのもまた楽しい……んだけど寿命が縮まる。
まだ詳しくなくて「このキャラはこういうひとなんかな……」と予想してる段階だけれど、いつキャラクターどうしのなにがしかの関係性に目覚めるか、我ながら気が気でない（めちゃめちゃ楽しみです）。
というわけで最近はMマスFGOあんスタ時々メギドの反復横跳び生活をしています。ソシャゲを（無理のない範囲で）人生に組み込むとメリハリができてたのしいなー！ スタミナ回復待ちのあいだに原稿したりが意外とはかどる。
6月眼鏡時空に参加してきました / 7月イベント
6月の眼鏡時空に飛び込みで出展してきました。眼鏡キャラオールオッケーイベントということで、10話を見て悲鳴を上げそうになったさらざんまいのレオとマブのコピー本をガッと描きました。画像は1枚描いて載せた冬制服バージョン（願望）。最終話まではらはらしっぱなしで楽しいアニメでした……いろんな意味で打ちのめされた……。
本はこちらで買えます : 鋼鉄の心臓は水に沈む - 向こう側が気になる - BOOTH
コピー本、久々につくると手製本作業が楽しいし、私がやっている同人活動というものはこの製本作業までが含まれるのだな～！（いつもは外注してしまっているけど！） という実感があってとてもよい。
7月のミラフェスでは、脱稿済みの輝薫の本と、Kオンリーが併催とのことで尊礼の本を出す予定です。2冊刊行！ やったー！ お楽しみに！
Kのほうはどうしても描きたくてずっとあたためていた話があったので、去年8月に本編を見終えて1年近く経つこともあり、Kオンリーがミラフェスと併催なんてめったにない！ とも思い、せっかくなので紙の本にしよう～と意気込んでおります。1期最終話に感情を揺さぶられすぎていつまでも心が戻ってこない……。
在庫のある輝薫本も持てる限り持っていきますね。レオとマブの本も荷物に詰めようと思っているので、詳しくは近づいたらお知らせします。
6月ももう終わるらしく気持ちがついていけてない……それなのに秋冬の服や化粧品を買うのが楽しい……。真夏をなんとか耐え抜きたい。
